ヤクルト山田の後輩、駒大の左腕、東野龍二投手(2年=履正社)が7安打完封し、1勝1敗の五分に戻した。

 東野は、超スローカーブに、スライダー、チェンジアップなどを織り交ぜ、7奪三振と要所を締めた。

 「ここで負けたら最下位の可能性もある。絶対に負けられなかった」と喜んだ。今季はドラフト1位候補の今永昇太投手(4年=北筑)が2敗と調子が上がらない中、頼もしい2年生がチームのピンチを救った。

 西村亮監督(41)は「先制攻撃ができたのは大きいし、東野は東野のピッチングをしてくれた」と言った。