早大が、2季連続45度目の優勝を飾った。

 4回に相手失策、6回は暴投で追加点を挙げ、先発の大竹耕太郎投手(2年=済々黌)が4安打完封した。

 45度目の優勝は、44度で並んでいた法大を抜き、リーグ1位になった。

 高橋広監督(60)は「この早慶戦も苦しい戦いになりましたが、選手がよく耐えてくれました。リーグ戦序盤も調子が悪かったですが、よく立ち直ってくれた。選手は素晴らしいと思います」とたたえた。

 今春は全日本大学選手権でも日本一に輝き、残すは明治神宮大会(11月13日開幕)のみ。

 河原右京主将(4年=大阪桐蔭)は「明治神宮大会で優勝して、絶対に4冠を取って終わりたいです」と引き締めた。