オリックスの秋季キャンプが1日、高知市東部野球場で開始し、糸井嘉男外野手(34)がいきなり初日にランチ特打を行った。

 最初は軽めのスイングで鋭いライナーを飛ばし、少しずつ力を入れた。計89スイングで10本の柵越え。新任の高橋慶彦打撃コーチ(58)から熱心に指導を受けた糸井は「知らないことをたくさん知っている。僕自身もいろいろ変えたい部分があるので、続けていきたい」と意気込んだ。昨季の首位打者は今季、打率2割6分2厘と不本意な成績に終わった。