ソフトバンク松田宣浩内野手(32)が海外FA権を行使することが9日、分かった。

 同日に意思を表明する。国内他球団への移籍は考えておらず、今後は残留かメジャー移籍を選択肢に、検討していく。松田は8日に開幕した「プレミア12」の終了後に熟考する考え。この日、札幌市内のホテルで取材に応じ「今は集中しないといけないので」と説明。「国内はなく海外?」と問われると「そうですね」と答えた。

 松田は今季35本塁打、94打点の自己最多記録を更新。チームリーダーとして、2年連続の日本一に大きく貢献した。メジャー球団ではパドレスが獲得調査に乗り出しており、メジャー契約の好待遇を用意しているとみられる。球団側は全力で慰留に努めていて、「宣言残留」も容認する方針だ。