楽天の入団テストのため岡山・倉敷キャンプに合流していた前広島栗原健太内野手(33)、前ロッテ川本良平捕手(32)、前ソフトバンク金無英投手(29)、前中日山内壮馬投手(30)の入団が15日、決定した。紅白戦の直後に、梨田昌孝監督(62)が4200人のファンの前でマイクを取り、発表した。

 同監督は「栗原はしぶとさと雰囲気がある。川本はバッティングのいいキャッチャー。山内は動くボールが持ち味でコントロールもいい。金の力も十分に知っている」と獲得の理由を説明した。

 栗原は「チャンスで得点できるように。一塁には銀次選手などいいバッターがいるので、負けないように頑張りたい」。

 川本は「打つ方でも貢献したいが、まずは守る方でしっかり信頼されるようにしたい」。

 金は「1度戦力外になった自分を取ってくれた。素直にうれしい。今度はソフトバンクを倒したい」。

 山内は「ビックリしましたが、うれしいです。トレーニングをして、来季はもっと強いボールを投げられるようにしたい」と、それぞれ喜びの声を伝えた。