西武の岸孝之投手が23日、西武プリンスドームで契約更改交渉を行い、現状維持の年俸2億2500万円プラス出来高払いでサインした。

 今季は開幕前からけがに悩まされた。開幕投手を回避し、終盤には左脇腹の肉離れで離脱するなど16試合の登板で5勝6敗、防御率3・02に終わった。「キャンプ、開幕、ラストと全部大事なところでけがをしてチームにすごく悪いことをした。鍛え直していきたい」と巻き返しを誓った。

 来季は3年契約の最終年となる。来年以降の契約について鈴木球団本部長は「来年やってくれて、それからこちらもしっかりしたものを出したい」と話した。(金額は推定)