楽天が28日、東北6県の6会場で、選手がファンに感謝を伝える「シーズン報告会」を開催した。

 福島県相馬市の相馬こどもドームには、立花陽三社長(44)をはじめ、嶋基宏捕手(30)、牧田明久外野手(33)、地元福島出身の内田靖人内野手(20)、横山貴明投手(24)、育成の八百板卓丸外野手(18)など10選手が参加。609人が詰めかけた。

 ファンの質問に答えるトークショーでは「野球選手になっていなかったら、今ごろどんな職業に?」などの質問が。

 嶋は「学校の先生。大学時代は歴史を専攻していたし、あの頃は社会の先生になりたいと思っていた」と秘話を明かした。ラグビーのコンバージョンキックに挑戦するイベントでは、元慶大ラガーマンの立花社長が実技を披露。1球目でゴールを決め、拍手を浴びた。