シンポジウム「夢の向こうにin秋田」(日本野球機構、日本プロ野球選手会、日本高野連主催)が5日、秋田・大館市内で行われた。

 秋田県出身の楽天後藤光尊内野手(37)、ロッテ木村優太投手(30)、ヤクルト石山泰稚投手(27)、明桜高出身のDeNA砂田毅樹投手(20)に加え、ソフトバンク松本裕樹投手(19)、日本ハム近藤健介捕手(22)、楽天小関翔太捕手(24)、阪神柴田講平外野手(29)、広島丸佳浩外野手(26)の計9人が参加し、県内32校272人の高校生相手に指導をした。

 秋田高OBの後藤は、母校の野球部員を指導する機会に恵まれた。打撃練習のロングティーでは後輩相手に、身ぶり手ぶりで教え込んだ。「こういう機会が来るとは思わなかった。少しでも力になれれば。基本の積み重ねが将来を決める。真剣に取り組んでくれれば」とエールを送った。