日本ハム斎藤佑樹投手(27)が、南国の島で海外仕様の体づくりに励む。12日、千葉県内のスポーツ専門店で行われたサイン&握手会に、入団同期の榎下とともに参加。年明け1月上旬から米ハワイで、初の自主トレを敢行する。「(やることは)変わらない。走ったり、トレーニングしたり」と、基本メニューは継続していく予定。2月1日から米アリゾナで始まる春季キャンプに向けた、土台作りに専念していく。

 温暖なハワイを選らんだ理由は、明確だ。「アリゾナに行く前に、暖かい所で体をつくってから行きたい」。2月でも温暖で湿度が低いアリゾナに適応するのも、トレーニングの1つになってくる。ハワイで一足早く、温暖な気候を体感して体になじませていく。

 来季は、先発で勝負することを目標に掲げる1年。太陽の下で育まれた体で、幸先よいスタートを切る。