ソフトバンクから海外FA権を行使した松田宣浩内野手(32)が17日、ホークス残留かメジャー挑戦かで揺れる胸の内を明かした。アドバイザリー契約を結ぶアンダーアーマーの「ブランドハウス福岡天神」オープニングイベントに参加。「夢に挑戦するか、現実を追うか、どっちを取るのか、考えて悩み込んでいます。日々揺れますよ」と、心境を吐露した。

 松田のもとにはパドレスからオファーが届いているほか、複数のメジャー球団も興味を示しており、去就について熟考中。年内には結論を出したい思いもあり「(時間が)残り少なくなってきている。実際どっちをとるか(メジャー挑戦のチャンスは)最後のところだと思うし、自分だけならどうするかというのはあるが、家族としっかり相談して決めたい」と話した。

 また、来年の漢字1字を求められると「燃」を選び「今年は熱男だったので、それよりも上をいきたい」と力を込めた。