ウメちゃん、エゴちゃんコンビで連弾アーチ量産! 来季飛躍を狙う阪神梅野隆太郎捕手(24)と江越大賀外野手(22)が20日、都内でファン252人を集めたクリスマスイベントに出席し、アベックでの活躍を誓った。

 梅野が「(打順で)並べてやれたらなと思う。お互いで頑張りたい」と力を込め、江越もうなずいた。相乗効果での活躍を狙う。今季2人が7番、8番で並んで先発出場した試合は計6試合。1勝5敗と大きく負け越し悔しい思いをした。それだけに来年は数字を大きく入れ替えるつもりだ。学年は1つ違えど、梅野が福岡県、江越が長崎県出身と故郷も近く、大学日本代表の頃から交遊もあり、気心の知れた仲。後輩の江越も「考えがわかり合える。梅野さんがリードして自分が外野で守って、2人で打って。刺激し合って2人で活躍出来れば」と青写真を描いた。

 また、梅野は「ホームランを自分の魅力にしたいなとお互いで話したことがある」とアベック弾量産の構想も明かした。江越が以前、来季目標に2桁本塁打を掲げていたが、この日梅野も「2桁(本塁打)というのは1つの目標にしたい」とアーチ量産を宣言した。

 九州男児の2人がアベック砲を連発し、若さ全開のプレーで勝利に貢献する。【梶本長之】