日本ハムのドラフト1位上原健太投手(21=明大)が、ウチナータイムでルーキーイヤーを歩んでいく。28日、広島市内の母校広陵で行われたOBによるチャリティー野球教室に参加。今年の新人王・有原や12年新人王・広島野村ら1年目から活躍した先輩が集結。新人王への意識について「あんまりない。自分のやりたいことをやって焦らずゆっくりやることを意識したい」とスローペースを強調。沖縄・うるま市出身らしく、ゆったりとした独特な時間の流れを意味する「ウチナータイム」に身を任せていく。
冷静に分析し、導き出したタイムスケジュールだ。昨年までの自主トレ期間中は積極的な投げ込みで、肩が仕上がっている状態で新年を迎えていた。シーズンインへ、はやる気持ちを抑えられない心配性な性格がそうさせていたという。「無理して急ぐ感じがあった。プロは大学のペースだと持たない」。プロ仕様へ調整方法を修正。短距離走などで走力を鍛え、体のキレは継続して磨いていく。
チャンスを前にしても、マイペースは貫く。来春2月の米アリゾナ州ピオリアで行われる1軍キャンプメンバーに抜てき予定。開幕1軍につながるアピールの場になるが「(日本に)残ることになっても、自分のペースでいきたい」と自然体だ。即戦力左腕として、大きな期待を寄せられる来年。「1つ1つゆっくりやっていきたい。タイトルとかはあとの話なので、まずはしっかり役割を果たすこと」。着実な足取りで、プロの高みを目指していく。【田中彩友美】



