東京6大学リーグの法大が16日、都内のホテルで創部100周年記念式典を行った。OBの田淵幸一氏、山本浩二氏(ともに69)、江川卓氏(60)、稲葉篤紀氏(43)ら関係者約1100人が出席。田淵氏、山本氏と同学年で明大OBの楽天星野仙一副会長(68)も祝福に訪れた。

 トークショーで壇上に並んだ中で最年少だった稲葉氏は、先輩に“謝罪”した。08年北京五輪では星野監督、田淵、山本両コーチのもと選手として出場。「メダルを取れなくて、すみませんでした」と頭を下げた。

 田淵氏は新たなスターの誕生を願った。早実の清宮幸太郎内野手(1年)を例に挙げ「清宮君は1年生から打って注目された。周りから見たいと思う選手。法政から個性ある選手が育ってほしいな」とエールを送った。