新人がアピールに成功した。2軍キャンプから呼ばれた育成ドラフト2位山本武白志内野手(17=九州国際大付)は「7番三塁」で先発し、3打数無安打ながらもいい当たりを放ち、能力を発揮。

 ドラフト6位青柳昴樹外野手(18=大阪桐蔭)は砂田の初球カーブを左前にはじき返し1安打をマーク。同3位柴田竜拓内野手(22=国学院大)は「9番遊撃」で先発し、遊ゴロ併殺を決めるなど持ち前の守備力をアピールした。同4位戸柱恭孝捕手(25=NTT西日本)はマスクをかぶった3イニングを無難にこなした。

 山本は「まさか1軍の試合に呼んでもらえるとは思っていなかった。ありがたいです。ヒットは打てませんでしたが、いい当たりは何本かあったので良かった」。青柳も「予想していなかったのでびっくりした。(左前打は)初球からいこうと思っていた。フルスイングで振り切れることをアピールしていきたい」と話した。

 試合は飛雄馬の2安打4打点の活躍などで白組が4-2で勝利した。