日本ハムが26日に開業する北海道新幹線をユニホームにすることが2月29日、分かった。毎年恒例の「WE LOVE HOKKAIDOシリーズ」(5月予定)で着用する限定ユニホームが、北海道新幹線の車両と同じ「常磐グリーン」を基調としたカラーでデザインされる。

 お披露目は、異例のタイミングで踏み切る。開幕2戦目の26日ロッテ戦で初着用する。開幕直後、敵地での試合だが、同日は北海道新幹線の開業日。2月26日に発売された東京発の一番列車の指定席は約30秒で完売した。全国からの注目度も高い記念日に合わせて、北海道に本拠地を置くチームも新たな大動脈を道内外へアピールする。

 「WE-」では07年から限定ユニホームを製作してきた。コンセプトは北海道への愛と誇り。胸の部分には必ず「HOKKAIDO」の文字が刻まれてきた。昨季は「EZOlution ラベンダー(エゾリューション・ラベンダー)」と銘打った紫色を基調としたユニホームを着用するなど、北海道民になじみ深いカラーを選択してきた。今年は、東京駅と新函館北斗駅を最速4時間2分で結ぶ夢の超特急カラーの勝負服で、日本一へ向けてスタートダッシュする。