オープン戦最下位の中日はまたも敗れて7敗目(1勝1分け)になったが、打線に復調の兆しが見えた。

 7回に2番手浜矢を攻め立て遠藤、亀沢、赤坂の適時打で4点を挙げた。4得点は8試合ぶりの最多タイ、9安打は最多。

 谷繁元信監督(45)は「表現は悪いけど、ふん詰まったものが少しずつ抜けてきたかな」。一方、先発の山井大介投手(37)は前回の9失点に続き、5回6失点(自責5)と不安定。

 指揮官は「あれだけとらえられたのは良くない。来週もあるから、どこまで上げられるか」と不安視していた。