阪神西岡剛内野手(31)が劇的なサヨナラ打を放った。

 1点を追う9回、鳥谷の内野安打に相手失策が絡み同点に追いつき、なお1死一、三塁。カウント1-2から広島中崎の直球を右中間に運び、勝負を決めた。

 大きく両手を広げてガッツポーズをした西岡は、お立ち台で涙を浮かべて声を詰まらせるシーンも。「本当にこの2年間けがをして、この場に立ったこと本当にうれしいと思いますし…。今年ね、なんとか阪神のために、一生懸命やりたいと思いますんで、温かく見守って欲しいと思います」と話した。