広島堂林翔太内野手(24)が1号ソロを放った。

 2回2死で打席に立つと、フルカウントからの6球目だった。内角の144キロ直球に体は軸回転。バットがしなり、打球は左中間スタンド上段まで一直線で飛んでいった。今季1号の先制ソロだった。「打ったのはストレート。良いポイントで振り抜くことが出来ました。バットにいい感じで引っかかってくれました」とコメントした。

 ファームでは打率3割5分5厘、1本塁打、10打点をマーク。「2軍でやってきたことをやれば、おのずと結果は出る」と試合前に話していた通り、自分を信じた1発だった。今季初安打が本塁打。「持っている男」の力を見せつけた。

 昨季は本塁打なし。14年9月13日の阪神戦(甲子園)以来の1発だった。