西武は11日、球団営業部に所属する男性職員(30)が4月4日に警視庁に逮捕され、同22日に大麻取締法違反(輸入)の罪で起訴されたと発表した。

 球団によると米国からの同職員宛ての郵便物に大麻が見つかり、成田空港の税関で押収。本件が発覚したという。

 コボスタ宮城での楽天戦前に会見を行った居郷肇球団社長は、「野球界の関係者、多くのファンの皆さまに多大なご迷惑とご心配をおかけしましたことを、深くおわび申し上げます。誠に申し訳ございませんでした」と謝罪。男性職員は今月6日に保釈され、翌7日に飯田光男取締役が聞き取りを行った。罪状認否について同取締役は「公判前なので差し控えたい」とし、「社内規定に則り、今後速やかに、厳正に処分いたします」とした。