首位の東日本国際大(福島)が、3季連続27度目の優勝を飾った。1敗差で追う2位東北公益文科大(山形)との最終戦に快勝し、9勝1敗とした。

 仁藤雅之監督(36)は「打つべき人が打って、投げるべき人が投げた」と、投打がかみ合ったことを喜んだ。初回に4番・二橋大地内野手(4年=盛岡大付)が中越えに先制2ラン。先発した右横手投げのエース、船迫(ふなばさま)大雅(2年=聖光学院)は3安打1失点で完投した。

 二橋の1発は今季3本目で、初の本塁打王を獲得。「2、3年生の春に味わった感触とは違う。自分たちの代で(全国に)行けて良かった」と実感を込めた。

 優勝した東日本国際大は、全日本大学野球選手権(6月6日~、神宮ほか)に7年連続12度目の出場も決めた。