DeNAが獲得に向けた最終交渉に入っていたエリアン・エレラ内野手(31=ドジャース3A)と契約合意したと15日、発表した。

 エレラは、ドミニカ共和国出身の両打ちの内野手。本職の二塁に加え、三塁、遊撃、外野も守れるユーティリティーは働きが期待できる。12年にドジャースでメジャーデビュー。メジャー通算223試合に出場し、打率2割5分3厘、8本塁打をマークしている。

 この日、取材に応じた池田純社長(40)は「最初は8人をリストに挙げた。マイナー、メジャーを行き来している選手は、まだこの時期では決断してくれない。6月にならないと厳しいかなと思っていたが、この時期に可能性が上がった。(補強ポイントとしては)ドンピシャ。全体的に期待度が高く、ファンの皆さんにも楽しみにしてもらえる選手」と話した。