ソフトバンクが8回に6連打を放って4点を奪い、逆転勝ちで今季3度目の8連勝を飾った。プロ初登板となった中日ルーキー小笠原に5回まで1安打1得点に抑えられていたが、内川聖一外野手(33)の左翼フェンス直撃の安打を皮切りに、6連打で一気に逆転。貯金を19に伸ばした。

 3、5回にチャンスで倒れていた主将は「久しぶりに打撃の難しさを感じた。自分の高卒1年目と比べて、どれだけ落ち着いて投げられるんだと思った。うらやましさを感じた」と、小笠原との対戦を振り返り「全員がもどかしさを持っていて、負けられないと思っていた。最終的にチームが勝つのが一番。ホッとしています」と、逆転勝ちに胸をなで下ろした。