覚せい剤取締法違反(所持、使用、譲り受け)の罪に問われた元プロ野球選手清原和博被告(48)の判決公判の模様を中継などで伝えた5月31日午後の民放各局の情報番組の平均視聴率(すべて関東地区)は、同17日の初公判には及ばなかったことがビデオリサーチの調べでわかった。

 日本テレビ系の情報番組「情報ライブ ミヤネ屋」(午後1時55分)は、8・7%(初公判は10・2%)。TBS系「ゴゴスマ」(午後1時55分)は2・5%(同4・1%)。フジテレビ系「直撃LIVE! グッディ」(午後1時45分)が第1部が2・6%(同4・6%)、第2部が2・8%(同4・5%)だった。

 判決が想定内の執行猶予付き判決だったこともあり、それほどの目新しさはなかったこともあるとみられる。

 東京都の舛添要一知事の政治資金の私的使用疑惑の最初の定例会見(13日)の時が「ミヤネ屋」が7・3%、「ゴゴスマ」が2・4%、「直撃LIVE! グッディ」が4・2%だったことを見れば、「舛添並み」という感じだった。