日本ハム有原航平投手(23)が6日、ウィキペディア予習で、伝説の大投手の「DNA」を注入した。

 7日広島戦に先発する前日のこの日、会場の旭川スタルヒン球場でランニングなど軽めの調整を行った。同戦は球場名にもなっている、巨人などで活躍して303勝を挙げた名投手のヴィクトル・スタルヒンの生誕100周年記念試合と銘打って開催される。練習前には球場前に鎮座するスタルヒンの銅像前で、決意表明。

 ウェブ上の百科事典・ウィキペディアで足跡を調べたそうで、あらためて功績を振り返った。「こういう日に投げられるのは幸せなこと。83完封というのは、それだけ完投しているということですごい」と感銘を受け、発奮していた。