ソフトバンク松田宣浩内野手(33)が16号2ランで復調の兆しを見せた。

 2点リードの8回に、左翼席に運んだ。過去5戦で、18打数1安打と打撃不振に陥っていただけに、うれしい1発となった。

 「感触は良かった。完璧だった。交流戦の後半から打てていなかったので、打ちたいと思っていた」。チームは先制、中押し、ダメ押しと理想的な展開で楽天を突き放し、勝ち越しに成功。2位ロッテとのゲーム差を「7・5」で維持し、27日から直接対決に臨む。結果次第では、優勝へのマジックが最短で29日に点灯する。