楽天島内宏明外野手(26)が、延長11回に殊勲の勝ち越しタイムリーを放った。

 11回2死一、二塁でオコエに代わり打席へ。「とにかくストライクが来たら振ろうと思っていました」とロッテ大谷のカットボールに食らいつき、右前打で試合を決めた。「打てていない自分を代打に使ってくれたので、何とかしたかった。気持ちで打ちました」と満面の笑みがこぼれた。

 天然キャラで仲間から愛されるヒーローは、帰りのバスに乗り込む直前、練習用バットを球場に忘れたことに気づいてダッシュで引き返した。