日本ハム大谷が野手として、今日16日オリックス戦(札幌ドーム)から始まる本拠地6連戦に臨むことが濃厚となった。15日、空路で仙台から北海道へ移動。前日14日は投手としてブルペン入りしたが、仙台空港で取材に応じた栗山監督は「あの指の状態から、フォームがバラバラになっている」と、投手としての実戦復帰は早計との見通しだ。次回の投球練習はオリックス3連戦中に予定。順調に調整できれば、8月中に復帰登板を模索する見込みだ。

 19日からはソフトバンクとの天王山。野手・大谷は今季のカード別で最高の打率4割2分3厘、8本塁打をマークし、バットでの期待も大きい。指揮官も「普通に考えたら(先発復帰を目指していた21日ソフトバンク戦は)ない。無理をさせてまで…」。今週も打者として試合出場を続けながら、投手としての状態向上に専念することになりそうだ。