巨人沢村拓一投手(28)が、あと1球から乱れ、今季3敗目を喫した。1点リードの9回から登板。無死から代打・松山に安打を許し、2死三塁から菊池に同点適時打を浴びた。1度失った流れは戻せず、丸、新井にも連続適時打を許し、ひっくり返された。「チームに迷惑をかけるのは悔しいです。チームが負けてしまったことが全て。自分の中で処理をして、またチームが勝つ場面で投げて、貢献できればと思います」と前を向いた。

 今季はリーグトップの33セーブを挙げ、2年連続で30セーブ以上をマーク。チーム2位の51試合の登板でフル回転するが、首位広島との一戦でまさかの乱調だった。