日本ハム大谷翔平投手(22)が6回、2試合連続となる適時打を放った。

 この回先頭の近藤が二塁打で出塁し、無死二塁で打席へ。オリックス東明の初球、真ん中低めの130キロのフォークをうまく捉えて、右前へ運んだ。「ボール球でしたけど、そこを狙っていました。結果的に追加点になってくれたので、よかったと思います」と、狙い通りの打撃で結果を出した。

 25日楽天戦(札幌ドーム)で1点を追う8回に放った同点適時打に続いて、この日は貴重な追加点をたたき出し、勝利に貢献。「最近、いいところで結果が出ている。いいアプローチが出来ている」と納得。優勝マジックは「1」となり、早ければ27日西武戦(西武プリンスドーム)で優勝が決まる。「もう、明日勝って決めたい」と、自身にとって初めてのリーグ制覇へ気合がみなぎっていた。