西武田辺徳雄監督(50)が27日、今季限りでの退任を発表した。日本ハム戦後に会見を行い「ライオンズは伝統と歴史のある球団。3年連続Bクラスに沈むことはあってはならないことで、決断をしました」と、成績不振の責任をとっての決断と明かした。

 8年ぶりのリーグ優勝を目指したが、優勝、CS進出争いに加わることが出来なかった。岸、牧田、菊池、中村ら主力の負傷離脱も響いたが「選手たちは一生懸命戦ってくれた。(Bクラスという結果は)監督の責任」と背負った。

 球団は今後、後任の監督人事に着手する。関専務は「今季の戦いが終わった後になるべく可及的速やかにしっかり考えていきたい」と話した。次期監督は、球団OBの中日辻発彦作戦兼守備コーチ(57)が最有力に挙がっている。今日28日の最終戦終了後、就任要請に動くとみられる。