広島ブレイディン・ヘーゲンズ投手(26)が30日、帰国の途についた。日本シリーズ敗退から一夜明けで出発前に広島駅で取材に応じた同投手は「まだ興奮が冷めないよ」と笑顔。

 「ファンや我々の望む結果にはならなかったが素晴らしいシーズンだったと思う。25年ぶりのリーグ優勝ということを聞いて感動し、興奮していたよ」と話した。

 まだ契約はしていないが「自分の中ではカープに戻ってくること以外、考えられない。カープは温かいファンに支えられた素晴らしいチーム」と、来季へ意欲を見せていた。

 同投手は先発、中継ぎの両方で登板。7勝5敗、防御率2・92の働きでチームのリーグ優勝に貢献した。