来年から独立リーグルートインBCリーグに参入する滋賀は22日、滋賀県草津市内で元阪神の桜井広大氏(33)の打撃コーチ就任会見を行った。同県野洲市生まれの桜井氏は「滋賀の子供たちが見に行きたいと思えるような、感動できるチームづくりをしたい。上園監督の力になれるよう、頑張りたい」と意気込んだ。監督には阪神時代の07年に新人王に輝いた前楽天の上園啓史氏(32)が就任する。

 桜井氏は阪神時代の09年に打率3割2厘、12本塁打をマークするなど、外野手として活躍した。12年から2年間は四国IL香川でプレーして現役引退。滋賀の鈴木信哉代表取締役社長(35)は「知人に熱い男と紹介してもらいましたが、イメージ以上のオーラがあった。滋賀県出身で、阪神でも子どもたちに夢を与えた方ですから」と期待を寄せた。