ヤクルトにドラフト6位指名された相双リテック・菊沢竜佑投手(28)が、「伊藤智仁2世」を目指す。8日に都内のヤクルトホールで行われた新入団選手発表会に出席。

 軟式野球からプロの扉をこじ開けた右腕は、尊敬する選手に現ヤクルト投手コーチの名前を挙げた。「小さい時にテレビで見ていて、勢いのある直球とキレのあるスライダーが記憶に残っている」。会場からは拍手がわき起こった。日本ハム斎藤世代のオールドルーキーは「来年が勝負。経験値では負けない。記憶に残る選手になりたい」と目を輝かせた。