日本ハムは22日、米大リーグのパドレスの前シニアアドバイザー、ランディ・スミス氏(53)をGM付シニアアドバイザー兼メジャーリーグスカウトディレクターとして契約したと発表した。

 スミス氏は93年に当時の大リーグ史上最年少でパ軍のGMに就任。96年からはタイガースでもGMを務めた。同氏は球団を通じて「この度、ファイターズ・GM付シニアアドバイザー兼メジャーリーグスカウトディレクターへの就任が決まり、大変光栄です。ファイターズには自身のパドレス時代、さらにさかのぼればデトロイト・タイガースGM時代から縁のあるスタッフもおり、大変親しみ深い球団です。野球の国際化が進むなか、ファイターズの更なる発展に寄与できるよう、尽力に努めます」と抱負を明かした。

 吉村浩チーム統轄本部長兼GM(52)も球団を通じて「メジャーリーグ2球団でGMを歴任した実績と経験に加え、スカウティング活動における実務能力と知識・人脈に期待しています。外国人選手獲得だけでなく、チーム全般にアドバイスを頂きたい。今後、ファイターズが国際戦略を進めていくために、重要な役割を果たしてもらいます」と期待を込めた。