巨人沢村が、球団初の3年連続30セーブ以上を心に誓い、24日、成田空港から自主トレ先のハワイへ出発した。来季に向け「30セーブは最低ライン。個人的には、今年超えられなかった40を超えたいと思っています。そのためには今までと同じ練習ではダメ。しっかりと結果を残せる準備をしたい」。ともに練習を行う中大の後輩の日本ハム鍵谷と意見交換しながら、練習の質を高めていくと明かした。

 競争に勝ち抜き、結果を残すための土台を築く。新外国人カミネロらの補強により、守護神争いが激化することは承知している。「プロ野球という世界は全ての選手が競争。チームは素晴らしい選手を補強していますが、僕自身、もっと上を見て結果を残せる準備をしたい」。ハワイでのテーマは、全部門で今季の自分を超える態勢を整えること。「球種はまだ言えません」としながらも挑戦中のカットボールの精度を磨き、ウエートや走り込みなどで自らを追い込んでいく。

 残り27と迫っている、球団初の通算100セーブへの意識はない。「やるべきことは数字を追いかけることではない。しっかり体をつくって、競争に勝ち抜くことだけを考えます」。足元を固めて17年へ挑む。【松本岳志】