巨人は23日、地震などの災害による被災者と被災地への支援を目的にした「東京ドーム10円基金(仮称)」の設立を発表した。

 17年の東京ドーム主催試合で「総入場者数×10円」を積み立て、支援活動に生かす。

 資金は、巨人と、巨人の社会貢献プロジェクト「G hands」に賛同している東京ドーム社が半額ずつを負担する。

 なお、16年の主催66試合では287万1122人が来場。総入場者数に10円をかければ2871万1220円となる。

 巨人久保博社長は「災害からの復興支援は、迅速な対応、幅広くて継続的な活動であることが重要だと考えています。巨人軍は今後も社会貢献、地域貢献の活動に率先して取り組みたいと思います」とコメントした。