巨人岡本が阿部の相棒で打撃開眼する。キャンプ休日の17日、那覇市内でオフ返上で山本とともに自主トレを行った。手には阿部から前日に譲り受けた重さ約920グラムのバット。自身のより約30グラム重いモデルで、入念にフォームチェックを行いながらティー打撃を行った。1月下旬の宮崎合同自主トレ時に長距離砲として重量のあるバットを使用するように助言されていた。「重心が先にあるから、より重く感じる。これに振り負けないように、使いこなせるようにしたい」と感触を口にした。

 今日18日に対外試合が始まり、初戦はサムスン戦(韓国)。当面は感覚に慣れるまで新バットを使うつもりはない。空位の左翼手を中心に起用される方針で結果が求められる。昨年のオープン戦は打率1割6分4厘で正三塁手を逃した。今年は練習では新たな取り組みに着手しつつ、実戦では結果を出す。「しっかり試合に出られるように」とサバイバルを見据えた。