ソフトバンクが打線の爆発で圧勝した。1回無死一、二塁、柳田悠岐外野手(28)が、中日先発のバルデスの投じた初球の外角直球を左翼席へ先制3ラン。「いいスイングができました」。オープン戦初アーチで打線に火をつけた。

 1回には塚田正義外野手(27)の適時打、2回には中村晃外野手(27)の適時打で加点。6回に1点を加えると7回には5連打など5得点で勝負を決めた。

 工藤公康監督(53)は「塚田はいいですね。イメージは逆方向だけど内角にきたらクルッと回ってね。上林も打ったし、落ち着いてきた」と若手野手の活躍に目尻を下げていた。