オランダ代表としてWBCに出場していたソフトバンクのリック・バンデンハーク投手(31)が29日、先発した2次ラウンドの日本戦で、2回に右手人さし指の爪が割れていたことを明かした。

 バンデンハークは2回、先頭の中田に二塁打を許し、秋山の犠飛で先制点を献上。続く3回には中田に左越え3ランを浴びるなど4点を許し、3回5失点で早々と降板していた。バンデンハークは「それが打たれた理由ではないよ」と話したが、爪の影響で本来の制球が乱れてしまったことも、7安打2四球での降板につながったようだ。