オリックスは今季最少タイ4安打とソフトバンク先発中田を攻略できず、連勝は3で止まった。「KANSAI CLASSIC(関西クラシック)2017」と銘打って近鉄の復刻ユニホームを着用。だが豪打が売りだった「いてまえ打線」の復刻とはならなかった。6回の暴投の1点のみと沈黙。福良監督は「(中田は)適度に荒れていた。しぼりづらかった」と振り返った。

 先発の西は粘りきれなかった。2回にデスパイネに先制ソロ、同点の7回は伏兵福田に決勝2ランを浴びた。1試合2被弾は2年ぶり。試合中に「飛ぶ雲 飛ぶ声 飛ぶボール」という近鉄バファローズの歌が流れたが遠くに飛んだのはソフトバンクの打球。「自分もチームのいい流れを受け継いでいきたかった」と西。金子、ディクソンを含めた先発3本柱で10勝0敗だったが、ここで初黒星。カード初戦の連勝も7でストップした。