今季初スタメンの日本ハム矢野謙次外野手(36)が1点を追う3回、一時逆転となる適時二塁打を放った。1死一、二塁の場面で左翼線へ鋭い打球を運んだ。

 「(オリックス先発のコークが)強いボールを投げているから、ポイントを前にして振りにいったよ。勝つために、気合入れて打ったよ」と、二塁塁上で三塁側ベンチへ向かって何度もガッツポーズを作った。

 5日オリックス戦で指名打者で出場した近藤が右膝外側に死球を受けた影響で、この日はベンチスタート。矢野が「3番DH」で15年10月5日ロッテ戦(QVCマリン)以来2年ぶりの先発出場となり、首脳陣の期待に応えた。