広島が連敗を4で止めた。22歳の4番鈴木が2ラン2発。7回の逆転2ランが決勝弾となった。鈴木のヒーローインタビューが行われるなか、クラブハウスへの道のりを歩いた緒方孝市監督(48)の談話は以下の通り。時折耳を傾けながら語った。
-鈴木がヒーロー
緒方監督 ちょっと4番目とかは言えんね、もうね。当たり前のように4番打者としてね。本当にチームを救う一打を打ってくれるからね。頼もしいね。本当に。どんどん成長していくね。
-監督の想像より成長のスピードは速いか
緒方監督 いや、やっぱり彼はああいう性格やし、1打席1打席で本当に集中してというか、大切に大切にしているでしょう。ムダにしないよね、一瞬一瞬を。そこで勝負しているからね。良いときもあれば悪いときもあるんだけど。それをずっと続けているよね。
-連敗を止めたのが鈴木というのも意味がある
緒方監督 いやいや、誠也の活躍はもちろんだけど、野手陣みんなでね。初回からいい攻撃をしてくれたから。
-投手陣が踏ん張りどき
緒方監督 今は投手陣がこういう状態やけん野手陣に頼っているところはあるけど。もう1回、投手も野手を助けられるようにね。