日本ハム大田泰示外野手(26)が、元・本拠地で2本のアーチをかけた。

 2回1死、ロッテ先発涌井のシュート138キロを左中間席に今季2号ソロ。「詰まり気味でしたけど、甘いボールをしっかりと捕らえられました。先制出来たし良かったです」と喜んだ。4月29日楽天戦以来の1発。巨人時代、本拠地だった同球場で「日本ハム大田泰示」を示す一撃となった。

 5回には1死一塁から右中間に3号2ランを放ち、1試合2本塁打の大暴れ。「初めて打ったよ、こんな当たり。気持ちを込めて、しっかり振りました」。

 大田の2本塁打を含めてチームは46年ぶり3度目の1試合7本塁打で大勝。試合後はヒーローインタビューで「たくさんのファイターズファンが見守ってくれたので、もう最高でした!」と声を張り上げていた。