福岡大が4-0で九国大を下し5季ぶり55度目の優勝を飾った。

 先発左腕、秋山遼太郎投手(3年=田川)が8回107球を投げ5安打無失点、7奪三振の力投で勝利に導いた。

 打っては4回2死満塁で2番・江越亮太内野手(4年=岩国)の左前適時打で先制。その後もスクイズや適時失策で突き放した。

 就任3年目で悲願の初優勝となった元ダイエー投手の渡辺正和監督(51)は開口一番「疲れました」。5季ぶりの優勝に「久しぶりですが思いきりやってきたい」と、全国大会へ思いをはせた。