阪神能見篤史投手(37)はまたしても白星から見放された。3四球を与えながらも7回を2安打無失点。打線からの援護がなく2勝目とはならなかった。

 登板後「(内容は)まあまあ。(先頭を)出さなければよかったんですけど」と淡々と振り返った。

 この日で規定回数に到達し、防御率2・18となった。メッセンジャー、秋山を上回ってチームトップに浮上。先発した8試合中7試合で5回以上を投げ、3失点以内に抑えている。勝利になかなか直結しないが、37歳は今季も役割を果たしている。