プロ初先発のソフトバンク松本裕樹投手(21)が、あと2つのアウトを取れず、勝利投手の権利に満たない4回1/3で降板した。

 4回までに味方が大量11点を援護してくれたが、5点目を取られ交代を告げられた。救援陣も打たれ、初先発のマウンドは6失点となった。

 ベンチに戻ると、タオルで頭を抱え、悔しさを隠せなかった。「ほどよい緊張感の中マウンドには立てました。頼もしい先輩、野手の皆さんがたくさん点を取ってくれて心強かった。マウンドでは、思うようなパフォーマンスが出せず悔しかった。四球も多かったし、ストライク先攻できず球数も増えてしまった。たくさん課題も見つかりました。次回また、チャンスをもらえたら、頑張ります」と話し、プロの厳しさを痛感していた。