ロッテ井口資仁監督(43)が、プロ初先発初勝利を目指した土肥星矢投手(22)を、勝利投手の権利を得る目前だった5回2死二塁で降板させた。
土肥は、4-1で迎えた5回に連打と犠打で1死二、三塁のピンチを招き、柳田の中犠飛で2点目を奪われた。球数は83球で2点のリードがあったが、4番デスパイネを迎えた場面で降板した。
2番手の益田はデスパイネに四球を出したが、5番グラシアルを遊ゴロに打ち取り、ピンチを脱した。
打線は2点差に迫られた5回に、角中の2点適時二塁打と清田の適時打で3点を追加した。
角中は「正直この打席で打ったことより、前の打席(3回無死一、二塁)で自分の仕事ができていれば、土肥も途中でマウンドを降りなくて良かったかもしれないし、勝ち投手の権利を持つことができたので、本当にそれが悔しいです」と話した。