ソフトバンク工藤公康監督(55)が23日、前日22日のオリックス戦(ほっともっと神戸)の延長10回、中村晃の打球がリクエストによるリプレー検証でファウルから本塁打となり、試合後に審判団が誤審を認めた件について口を開いた。

 この日予定されていた同戦は雨天のため中止となり、ほっともっと神戸で練習を終えた工藤監督は「ぼくらは持っている権利の中で主張しただけなので。今回こうなったことは残念ですが、2度とこうならないように検討していただきたい」と神妙に話した。打った当人の中村晃も困惑した様子で「ぼくはなんとも言いようがない」と話した。