広島は12日、横浜から戦力外通告を受けた石井琢朗内野手(38)と来季の契約を結ぶことを発表した。石井はプロ通算2307安打をマークしているほか、4度ゴールデングラブ賞を受賞するなど、球界屈指のリードオフマンとして活躍。若返りを図る横浜のチーム方針のため、10月に戦力外になっていた。鈴木球団本部長は「経験も豊富だし、戦力として働いてくれると思う。三塁も守れますし。戦力として期待している」と説明。攻守のバランスの取れたユーティリティーぶりが高く評価された。