<全イ3-6全ウ>◇22日◇長崎

 広島の高卒ルーキーコンビが躍動した。全ウ先発の今村猛投手(19)は長崎・佐世保出身。大歓声の中、2回1失点でバトンを渡した。6番三塁でスタメン出場した堂林翔太内野手(18)は7回、左翼席にソロ本塁打を放った。

 今村は「勝たなくてはいけない試合。無心で投げました」。堂林は「やっと自分のスイングができました。将来はみんなに愛される選手になりたいです」と、初々しいコメントが並んだ。今村は春、堂林は夏の甲子園優勝投手。今村は強く重い直球、堂林は柔らかいリストと、プロに入って順調に伸ばしている長所をアピールした。

 [2010年7月22日22時16分]ソーシャルブックマーク